稀にあるライズは、右画面の切れた位置。
(相戸堰堤)
2月5日 祝・解禁
皆様、禁漁明けしましておめでとうございます。ようやくの解禁となりました。今年も釣れない川へ、セッセと通う事になりますよ。

さて、今日は師匠と二人で、ひそやかに解禁をお祝いしました。
まず10時に大和の師匠を拾ってスタート。その後、八幡のバローでお買い物、ついでにハタヤ裏を覗いてみる。川面はひっそりと静まり返ってて岸辺には数人のフライ師がたたずんでます。まあ、今朝は特に冷え込んだからね、ライズはもう少し後のようです。
そして相戸の堰堤前の釣具屋で年券を購入。これで今日の目的の半分を終了。ついでにフライマン見学。みんなキャスティングが上手いね〜。エサ釣り師である師匠は「あの人はウマイ、その隣の人はタメが足らんetc・・・」なんて言っておりましたが、もちろんその通りではあるんですが、もし私があの中に混じってキャスティングしたら、きっと師匠に「あいつはヘタだ!」と言われてたでしょう。
道から見るかぎり、ライズは見えないし、突っ立ってるだけでは寒くなるばかりなんで「早いとこ昼食にしよう」となって、静かな川原(放流が無い所)へ移動。
風裏の岩陰に入って、ここでひっそりと解禁祝いです。まずビールで今期の大漁祈願を祈って乾杯。それから湯豆腐をつっつく。2度くらいの気温の中、暖かい豆腐はとても体を温めてくれます。それから定番のケーチャンで掛軸酒造のドブ6をやる。久々にこいつを飲んだ師匠は「こりゃあ飲み安す過ぎる」とのたもうた。私はそれを、誉め言葉と勝手に受け止めて、大満足です。
それから師匠は30分ばかり竿を出した。私はその横で、竿にも触らず、しばしウトウトする。岩陰で横になってると、風はその上を通り過ぎて行って、ちっとも寒くない。防寒用に履いたバカ長のせいもあるし、2月のかすかな日差しのせいもあると思う。「今年もこうやって川原で昼寝ができるんだな〜」なんて、しみじみ思ってしまいました。あとの半分の目的は、これで完了です。その後師匠も暫しまどろんで、でも、日が翳ってきたら急に寒くなって、その場を退散。
帰り道にまた相戸の堰堤に行って、今度は橋の上から見学。なんか魚が群れてます。でも、下で振ってるフライマンからはちょうど届かない位置。横に居たエサ釣り師によると「エサよりルアーの方が釣れる」らしい。「フライはどうなの?」と思ったものの、それは押して図るべし・・・。

と、まあ、私の解禁はこんな1日でした。
今シーズンもね、こんな風に釣れないレポートとなりますが、私のHP、どうぞご贔屓下さいませ。

(雪の中の牛道川)
2月11日 牛道川
今週も師匠との釣行。近年恒例となった、牛道カンジキ行です。

まず、いつものようにバローの開店に合わせて、掛軸店に9時半集合。が、私の荷物を見てすぐに、師匠が「あっ!カンジキ忘れた」とおっしゃる。おいおい師匠、今日の目的はカンジキなんだから、カンジキを忘れちゃあいけませんよ。それでは釣りに行くのに釣竿も持たないで、ビールだけ持っていくようなモンじゃあないですか。んっ?そういえば、私の釣りは、そんな釣りだったような気が・・・。
気を取り直して、大和の師匠宅へカンジキを取りに行って、バローでなく牛道川の辺にある農協でお買い物。そこでまた師匠が「あっ、サイフ忘れた」とおっしゃる。おいおい師匠、今日の目的は、雪ん中での小宴会なんだから、お金がないとビールも買えないよ。それでは釣りに行くのに釣竿の持たないで・・・・・・・。
一応、私の健忘症は、そこまでは進行してなかったので、お買い物は無事終了
(チョッと待てよ。今日の目的は、カンジキや小宴会でなく、釣りだったのかも知れん)

で、牛道上流の入り口に着いたのは11時くらい。まあ、いい時間です。
そこで、ビール・バーナー・アルミ鍋・すき焼き鍋・鳥鍋セット・豆腐・うどん・ケーチャン・キャベツ等をそれぞれのリュックに振り分ける。そしていよいよカンジキを履いて出発です。新真な新雪をギュギュッと踏み鳴らしながら歩くのは、とても楽しいものです。が、100mも行かないうちに、私のふくらはぎは痛くなってしまった。これは、普段の不摂生もあるし、準備運動をしなかったのがイケナイ。暫しストレッチ。(その後、痛みは解消。やはり、運動の前には準備運動をしましょう)
15分ばかり歩いて、目的の堰堤上に到着。プシュッとビールをやる。美味いね〜。とりあえず釣り仕度をして竿も出してみる。私は3回流して(エサ釣り)飽きた。師匠(やはりエサ釣り)はそれでも10分ばかりやったか。まあ、こんな所で、その程度やっただけでは釣れるはずもありませんね。
すぐに小宴会。
まず、ケーチャン。分離式バーナーのガスカートリッジを火に近づけると、マイナスの気温で雪の上でもしっかりと燃えてくれます。美味いです。
次に鳥鍋。こいつに豆腐を放り込む。熱々の豆腐は、体の心まで温めてくれます。ビールにピッタリ。やはり美味いです。
ただし、ちょっと食いすぎ。ここでお昼寝ができれば最高なんですが、そして私はそれを試みたんですが、雪の上に5分ばかり横になってたら、急にお腹がグルグルいいだした。こりゃあお腹が冷えましたね。しばしキジ撃ち・・。

その後はまじめに釣りをする。でも私は20分で飽きた。もう私にはエサ釣りが出来ない体になってしまったのかな・・?だから後は写真撮りです。
このあたりの積雪は1m近くはありますが、1月以降はさほど雪も降らず、気温も高め。私のイメージしてた「凍てつく牛道川」の写真は撮影できませんでした。この日の不満は、その1点のみですが、とても楽しい1日でありました。師匠、なにかとご苦労様でしたね(結局、師匠もボウズ)。
この日の写真はこちらにも数枚あります。

翌12日には、アヒル倶楽部主催の解禁祭に参加。関の「何とか」って所でやるらしいから、とても私の技術では釣れないと思ったから、宴会の始まるであろう12時過ぎに現場到着。しか〜し。この日は北風ビュービューでライズもさっぱり無かったらしく、アヒル宴会は10時にスタートしたとの事。私の到着した時にはもう、メインディッシュは、ほぼ終了しておりました。(残念〜〜!)
でも、そのおこぼれは、とっても美味しかったし、箸とお皿しか持ってかない私なんで文句は言えませんわな。
この日もやはり、楽しい1日でありましたよ。

2月19日 1回休み
えー、実を申しますと、今回は、このHPの更新はナシの予定でありました。毎週のように釣り?に呆けてる私の実態を晒すのはチョッと抵抗がありましてね・・。
でもこの日、釜淵で呆けてる私の姿を、さるお方に目撃されてしまったようです。しようがない、ちょっとだけ書きます。

先週の牛道雪中行で、日々迫り来る体力の衰えを感じた私ですが、この日は久々に自転車に乗りました。やっぱり足腰は、動かさなくてはなりません。
まず、白鳥から大和に向けての出発。ここは下り坂なんで楽チン。でも、自転車用の指の無いグローブをしてると、とっても指先が冷たいんで、フリースの手袋に変更です。さすがに私は、準備がいいですね。
そして釜淵に到着。ここでは、エサやらルアー師やらが10数人おりましたね。私は水を飲みながら、しばし一服(どうも、ここで「さるお方」に目撃されたらしい)。そして、杉ヶ瀬を見て、和合橋に行って、また一服。
土手に座って釣り人を見学しておったのですが、そのうちの一人が川から上がってきました。その人はちょうど私の横を通り過ぎる形となったので、私は
「釣れましたか?」と、声をかけた。
そのジイサンは、ニッ!と笑顔を見せて、無言でその魚籠を開けて、私の前に差し出した。
その中身は・・・、なんと魚籠の2/3がアマゴで埋まっておりましたよ。
私は「オットロシヤ〜!!」と叫んでしまいました。(これは郡上弁。正式には「恐ろしや〜!=驚嘆」の意)
そのジイサンは、私の居たすぐ後ろの彼のKトラに向かったのですが、すぐに別の人から「釣れましたか〜」と声をかけられて、やはり、ニッ!と笑って魚籠を差し出した。案の定、「オットロシヤ〜!!」の声がきこえてきましたよ。
放流魚とはいえね、やはり、郡上釣り、恐るべしです。

その後私は、自然公園前まで行ってUターン。ここは放流してないのね。
帰り道は上りなんで、ちょっとキツイけど、のんびりと自転車こぎました。でも、寒気が鼻腔を刺激してツライ。息もゼーゼーする。そこで持参のマフラーを巻くも、メガネが雲ってしまう。すぐに却下。(今思えば、メガネ外してマフラー巻いてた方が良かったかも・・)
まあ、とりあえず、白鳥には、無事帰還。そこそこの体力増強にはなったかな?

えーっと、解禁後3回も川に行っております私ですが、いまだに1度もフライを振っておりません。鍋やら、ケーチャン突っついてビールばかり飲んでおります。
私の釣りレポートは、もう少しお待ち下さいませ・・?